精子誤発射を「おもらし」タグに含めるな

 怒り心頭だ。先日、ゲイ動画のダウンロード販売のサイトでウインドーショッピング(?)をしていて、作品の検索には当たり前のように「おしっこ」や「おもらし」等、お馴染みのキーワードで探していた。検索結果に引っかかった作品とサンプル動画を見て、

 ぐへへ・・・このお兄たんのおもらしならお金を出しても見たいでひゅ
 ハァハァ・・・

と思い、迷いもなく課金した。再生して、ヌきどころを探しても、お目当てのおもらしシーンなどない。普通のシーン(非おしっこコンテンツ)ではヌけない特殊性癖なものでね。でもいくら探しても、おもらしらしきシーンは見当たらない。

 は?小便おもらしなんてしてないじゃん??
 え?最後の最後で、コスられまくってアッアッと声出し潮吹きプシャー?

最後の望みである潮吹きシーンを期待して、動画の後半も隈なく探す。結局のところ、潮吹きすらしないつまらない男が、カメラに収められた10分程度の作品であった。悔しかったので、再度はじめから全て視聴してみたところ、どうしてこの動画が「おもらし」の検索ワードでヒットしたのかが理解できた。

 男は、前戯の段階でボクブリごしにローションを垂らされ、軽く股間を擦られながら乳首を同時にいじられていた。すると、「あっ、イきそう」と言葉を漏らし、マスクマンの手を強く跳ね除けた。マスクマンも「まだイっちゃだめ★」と、一旦中断。そして、落ち着きを取り戻したところで、男のボクブリを脱がせると勃起チ●コがデロンとモザイク越しに登場。マスクマンは、チ●コに一切触れず、再び乳首周りの筋肉を愛撫しはじめた。どうやら乳首がモロ感の男だったようで、次第にピンポイントで乳首が刺激されると、ちょっと苦しそうな顔を浮かべ目を閉じた。するとその瞬間、ボタッボタッと重たい液体が落ちる音が。そう、この男は乳首だけで射精しちゃう、乳首イきをご披露なされたのである。そういったプレイが売りの商品だったのか、恥ずかしそうな表情をとらえた1カメ以外にも、しっかりとチ●コがアップでぬかれ、ハンズフリー射精の瞬間を記録した2カメも用意され、そのシーンが何度も繰り返しリピートされる作品構成だった。

 これが、いわゆるメーカーが言わんとする「(精子の)おもらし」のようである。ハンズフリー射精とか、チクニーのみで射精とか、エロくてもちろん好きよ??でも、「(おしっこの)おもらし」として誤認される「おもらし」タグにはカテゴライズしてもらっては困る。ただ、我慢していたものが、我慢できなくて出ちゃうという羞恥の意味では、精子の誤発射や、想定を超える興奮によりチ●コに刺激を与えずともイってしまうこれを「精子のおもらし」と表現したいセンスは理解できる。というか、まさにこれも一種の立派なおもらしだろう。今回は消費者である私の敗北である。射精シーンじゃシコれねーんだよ。ちなみに、この作品は24時間ストリーミングのプランで、ほぼワンコイン程度で購入した。今後見返すこともないだろうから、ストリーミングでの購入は大正解であった。

 精子おもらしの話であるが、実は以前、酒に酔って上機嫌なノンケの知人を精子おもらしさせたことがある。実話なので、話の輪郭は多少ぼかして書くことを許してほしい。

 とある知人Aが、私の最寄り駅近辺で暑気払い会として職場主催の飲み会をしていた。私の最寄り駅は、彼らの務める会社にかなり近く、たまたまここで飲んでいたようである。2次会をキめたところで、知人Bが酔い潰れたそうだ。Bは自宅までかなり遠く、こんな状態では終電には間に合っても、無事に帰宅できそうにないし、更には翌日も土曜出勤で8時に出社しなければならないという。というわけで、独身貴族(は?)で、かつ偶然にも店から徒歩圏内に住んでいる私にヘルプの電話がかかってきた。Bを泊めてほしい、と。

 Bとは知人Aを通じて数年前に1度だけ会ったことがあるし、何なら泥酔者の介護って、ひょっとしたら「おしっこハプニングがあるかも(はぁと)」と思い、二つ返事でOKした。BL漫画の読みすぎなのか、「え?Bさん!ここリビングですよ、ションベンならトイレで。ほらほら一緒に行きましょう。チャック下ろしますよ、まだ我慢しててくださいね。(ボロン、チョロチョロ)」という夢が叶うチャンスが1%でもあるなら、それには乗るべきだと本気で思った。そしてAにタクシーで連れられ、Bは深夜24時頃、無事にションベンフェチのくそホモためしがきハウス(我が家)に収容された。Aは、翌日が子供の誕生日だとかなんかで、そのままタクシーで消えていった。

 先に述べたとおり、Bとは1度会ったことがある程度の間柄である。共通の話題など、ほぼない。だから、いたずら兼話題作りとして、電マ(白と灰色の超ノーマルにエロい用途でしか見ない大型のアレ)を彼の到着前に、枕元に用意しておいた。

 Bは自力でトイレに入り、普通に放尿しはじめた。正直、「は?なんだコイツ?」って思いました。はい。

 そう、思いの外、Bの泥酔具合は軽めで「いやーすいません、明日も仕事でホテルも取れなくて、お世話になります」みたいな感じであった。あゝそういうことね。そして、部屋に通すと、一目散に電マを発見し、「えwこれ電マじゃないっすか!何に使ってるんですかw」と絡んできた。

普通に肩とかふくらはぎとかマッサージしますし、エロいことにも使いますよー。

と会話のキャッチボールを模範解答でこなした。すると、Bは「俺、これ使ったことないんですよ」と言ったので、「背中、軽くマッサージで当ててみましょうか?」とマッサージしてあげることを提案した。ほら、話題がない相手にピッタリのアイテムでしょ、電マ。ちょっとこれ以上、事のいきさつを書くのがめんどくさくなってきたので、一気に話をすっ飛ばすと、気づいたら私はスーツ姿のBの股間に電マを当てていた。確か、Bから「普段はコレでこうやって女とイチャイチャしてるんすねw」と下ネタを振ってきたから、ふざけて股間に当てたんだと思う。

 股間に当て続けていると、

B「気持ちいいっすね・・・やべぇちょっとシコりたくなりますね」
B「(ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィン)」
B「あ、ちょっとヤバイっす、結構振動強いんですね」
私「(無言で電マ“弱”→“強”で更に押し当てる」)
B「チンコ出しちゃっていいっすか??」

と、こちらがOK出す前に、スラックスから勃起チ●コを取り出して、次の瞬間勝手に射精した。というか、チャックを開ける様子はかなり慌てていて、チ●コを取り出す前から射精していて半分以上は黒のいかにもノンケ感あふれるボクブリ内で誤射していた。Bは既婚者で子供もいると聞いていたので、ボクブリの中で誤射し、ティッシュでいくら拭き取っても、カピカピ・ホワイトな跡を、洗濯する奥さんにどう説明するのだろう、と私のほうが心配になった。ただ、相手はいかにもノンケらしく、これも単なる体育会系の悪ノリで済ませられるようで、「ドンキとかで売ってますよね?俺も買って、女に当ててみたいッスね」とかなんとか言っていた記憶がある(曖昧)。なお、そのまま電マを当て続けて、潮吹きオプションコースまで持っていく勇気はなかった。

 BL漫画みたいな話だが、おおむね実話なのである。次は、泥酔者のションベン介護をしてみたい。「ここトイレじゃないですよ。」とトイレに連れて行きチャックを開けるのを手伝うのでもいいし、失禁の後片付けでもいい。最悪、おねしょでもいい。人生、まだまだ経験してないことがいっぱいあるなー。