「もうムリ!チ●コの先まできてる!」なんてセリフをリアルで聞いてみたいものであるが、チ●コの先と言えば、最近体験したとっても気持ちイイ瞬間のことをシェアしたいと思う。
職場にてデスクワークの合間に、急須で淹れマグカップにたっぷり入れた熱い緑茶を飲んでいた。仕事が忙しくなる前に淹れたその緑茶は、電話対応に追われる間にすっかり冷めてしまっていた。その冷めた緑茶をゴクゴクと飲み干し、またしばらくPC作業をすること30分・・・。当然のようにションベンがしたくなるわけである。
中途半端にほんのりと我慢したションベンであっても、自宅と違って職場のデスクからトイレまでは、ちょっと距離があるものだから、ションベンを溜めた人間が数メートルの距離を移動する。冷静を装ってションベンを溜めた社会人が職場という空間を歩き、男子トイレのドアをくぐると、その瞬間から、もう便器が目前である油断と安堵から、急激に尿意が増す。普段、自宅などでわざとションベンを大量に溜めて遊んでいる時と比べたら、この時の尿量など1/3程度にもみたないのに、トイレに着いた瞬間からもう脳が排泄モードに切り替わるらしい。
そして、便器の前に立ち止まる。まず、立ち止まっただけで、出そうになる。ベルトを外している時にはもうションベンがチ●コの先っぽギリギリまで出てきてしまった。最後の非力な、チ●コをケツでキュっとしたその力だけで、膀胱から流れてくるションベンを止めてる状態である。ベルトを外し終え、すごい勢いでチャックを開け、親指でパンツのゴムを探して勢いよくずらす。この時の我慢が非常に気持ちよかったのである。今まであまり気づいていなかった快感だと感じた。
本当に本当に最後の力だけで我慢してるこの数秒間。すなわち、小便器の前に立った瞬間から脳が排泄モードになり、まだチャックを開ける準備が整っていない、この間の我慢。いや、もう我慢ではないのかもしれない。膀胱からションベンが出発してしまっている時点で、もう“ションベンをしている”のである。たまたま、チ●コの先から噴出していないだけで、ズボンの中でもうションベンをしてしまっているのである。そして、最後のチ●コの先の力だけで、そのションベンをなんとか食い止め、チャックを開けパンツをズラして布との接触を回避させた瞬間、それはミリ秒単位の差でションベンが吹き出す。吹き出た瞬間が気持ちよかったのではない。吹き出るまでのプロセス、要するに放尿の準備が整う前の段階にも関わらず、もうすでにションベンが膀胱から尿道に流れ出て、チ●コの先まで来ている感覚が、めちゃくちゃ気持ちよかったのである。言い換えれば、粗相をする一歩手前であり、着衣の状態なのに放尿が始まってしまっている感覚はスリルである。便器の前に立った瞬間にチャックを開けるのがギリギリで間に合ったなんて経験は多々あるのだが、この瞬間の気持ちよさには、あまり気づいてなかったのである。類似した感覚は、わざとおもらしする時にも味わえる、「やるぞ」と膀胱を緩めて1滴目が出るまでのドキドキ感なのだと思うが、やはり自宅でのわざとやるおもらしとは違い、外の小便器前でのこの感覚は、気持ちよさのレベルが違った。
とにかく、チャックを開けるのが間に合って良かった。ちびって誤射しても、少量ならそれもまぁどうにでもなるのだが。