立ちションのお値段

「立ちション1回100円ね!」

 こんな会話があったとしよう。立ちション1回で100円。さて、あなたはどちら側?立ちションする人?させる人?

 トイレが無いような状況で、誰かに100円払えば立ちションしてもいいことが金銭を伴う契約により許可されるのであれば、これは実に安いもんである。こんな商売してみたい。立ちション屋さんかな。

 もしかしたら、100円は罰金の可能性もあるぞ?此処での立ちション、罰金100円也。(立て札)よし!お金を貯めて、駐車場経営をはじめたら、ためしがきパーキングには「立ちション罰金100円」って絶対に書くんだ^^

 以上の2パターンは、案外あり得なくもない。100円払えばおしっこできる仕組みは、立ちションとは違うが、有料トイレでもう世の中に実装されている。余談であるが、秋葉原の駅前に喫煙所と有料トイレがある広場がある。その有料トイレの建物の隅に隠れて立ちションしている60代くらいと思われるオッサンを雨の日に見かけたことがある。有料トイレの利用時間外だった可能性もあるが、おしっこできることに支払うその金銭的的感覚は、まだ統一見解がないように思える。いつか、水道民営化でションベンが無料でできない時代がきてしまうのだろうか…

 では続いて、放尿する側の人が金銭を受け取るパターンについて考えていきたい。繰り返しになるが、上の2つのパターンはあくまで放尿する人が金銭を支払うのである。ゴミは市が指定した有料ごみ袋に入れなきゃいけないのと同じ理屈だろう。ならば、放尿する人が金銭を受け取れるとすると、その放たれた尿には価値があるという意味合いになってくるのだが、どこにそんな需要があるというのだろうか。

 ション活。そう、パパ活ならぬション活だ。

 立ちションを見たい人が、見せてくれる人に払うことで成立してしまう。

 パパ活は、金銭的に余裕のある男を求人する。パパとなる男の人からすれば、パパになりきる活動とも言える。ション活は、金銭的に余裕がある男を求人する。(あっ、同じだ。)ションとなる人からすれば、ションベンになりきる活動とも言える。あっ、無理だ、そうは言えない。話を戻すと、要はション活で立ちションという行為に「お値段」がついてくるのである。

 これが売●専的なサービスにおけるオプション料金としてなら、いくらくらいが相場なのだろう?立ちション1回2000円?いや、5000円?えっ?万いく?いっちゃう?わからない。立ちションを見ることで興奮を覚えた脳が、それを買えるという状況なって、そろばんを弾くとどうなってしまうのか。

 ためしがきブログとしては、「立ちション1回500円」を標準として提唱していきたい。相場は立ちション1回500円で見れます。ワンコイン課金。500円以上は、ぼったくりですよ!500円以上を要求されたら、ぜひこのブログを見せてあげて、適正価格への交渉にかかってほしい。