男の親指が好きでエロさを時たま感じるんだけど、それもションベンに強く関連しているからなので、今回はその理由を書いていこうと思う。ションベンと親指?って疑問に思うかもしれないが、ためしがき氏としてはかなり重要なシコみ要素だったりする。
親指の話をする前に、ひとつ議論しておかなければいけないことがあって、それは男が立ってする放尿には習慣からくる自己流スタイルにパターンがあるっていうこと。ここで言うスタイルっていうのは主にズボンとパンツの脱ぎ方のことで、ちょっと自分がトイレの小便器で放尿するときのことを考えてみてほしい。チノパンだと仮定しよう。ちなみに色はカーキかな。放尿時にベルトをカチャカチャと外す音のエロさのことについては稿を改めるが、小便器の前に立ってチャックを下げることに関する動作にいくつかパターンが存在すると思う。
まずスタイル別にズボンとパンツを関連付けて考えていく必要がある。パンツから見ていくと、パンツが前開きタイプの場合は、その穴からチ●コを出すスタイルっていうのがあるかと思う。個人的にはこれは少数派なのかと思いきや、実は一定数の男がパンツの穴から出しているらしい。(※数字的根拠なし)パンツの穴を使う場合、ズボンをどうするのかっていうのがポイントで、考えられるパターンを次のとおり示したい。
(A)ズボンのベルト・ボタンを外さず、チャックのみ下げて、パンツの穴を使う
(B)ズボンのベルト・ボタンを外してからチャックを下げて、パンツの穴を使う
男なら、この2パターンがどういう感じの放尿スタイルとなるのか容易に想像がつくと思う。自分がやるとしたら、と思うとどうだろうか。お分かりのとおり(B)のパターンで放尿するスタイルを好む男は稀なのではないだろうか。わざわざベルトやボタンを外してからチャックを下げているのだから、ズボンの開き具合は最大のはずであるのに、そこまで開けたのにも関わらずパンツは肌に密着させたまま、穴を使い穴からチ●コだけ出して放尿するのは変な感じがするのである。どこか若干の露出感まで思わせるのが興味深い。この変な感じは(A)の場合を考えてみると答えが出るのではないだろうか。つまり、(A)はズボンのボタンやベルトは外さずにチャックのみ開け、そこから更にパンツの穴だけを使うことでズボンの開き具合を最小限に抑えられている。こうすることで、パンツインスタイルのワイシャツなんかがズレず、ササっと放尿の一連の動作を済ますことができる便利さもあるから、実はスーツのスラックス着用時に小便器で放尿するときは、意識的に(A)でする男が一定数いるのだという。(※ためしがき調べ)
次にパンツの穴を使わないパターンを次のとおり示したい。圧倒的多数の男たちが、この(C)か(D)のスタイルで放尿をしているのだと思う。
(C)ズボンのベルト・ボタンを外さず、チャックのみ下げて、パンツは腰のゴム部からズリ下げる
(D)ズボンのベルト・ボタンを外してからチャックを下げて、パンツは腰のゴム部からズリ下げる
今回はチノパンを想像してもらっているが、例えばこれが部屋着のスウェットとかジャージとかだった場合、ベルトやボタンなどがないため、おのずとスウェットとパンツの2着のゴム部分を同時にズリ下げ放尿することになると思う。要するに、これをやったことがない男はいないのではないのか、というくらいスタンダードな男の放尿スタイルである。(もし、スウェット着用時これ以外の方法で放尿していたら、それはそれでイレギュラーすぎてエロい。まぁ、ハーパンのときは膝の裾から放尿するパターンもあるだろうが、これも逸脱するのでここでは取上げない。)
そして(D)はチノパン着用時に、部屋着やスウェットでの放尿に一番近いスタイルなのだと思う。ズボンを直接ズリ下ろせないから、ズボンのボタンとベルトを外す動作が異なるだけで、開き具合でいうと(D)はスウェットに近い。なので、(D)のスタイルで放尿が“できない”という男は実はいないと思う。習慣からくる自己流スタイルを変えるきっかけが実はほぼないことを考えたことがあるだろうか。異なるスタイルで放尿しようとすると“できない”と感じる男がこれまた一定数いると思うし、実際に日頃パンツの穴を使っていない人は、試しに(A)や(B)で放尿してみてほしい。特に普段は(D)で放尿している男なんかは、(A)では濡らしてしまうのではという恐怖からできないかもしれない。
さて、親指の話に入っていこう。(C)スタイルの場合、親指ってエロくないですかって話なんですよ、今回の本題は。ズボンのチャックで出現した隙間に親指を突っ込んで、その親指1本を上下に動かしパンツのゴムを引っかけようとする。そして、パンツのゴムに親指が引っかかったと思ったら、ものすごいスピードでパンツをチャック内の空間でズリ下ろすのである。ここでポイントとなるのは、親指1本で、っていうこと。
さらには、放尿を開始した後も、親指1本の力のみで、パンツという閉鎖空間から放たれ取り出されたチ●コからのPiss stream(どうして英語)を便器に放っているのである。もしも、男たちの放尿中に、この親指から神経をかき消す麻酔のような魔法があるのであれば、一瞬で親指の力は抜けパンツのゴムはもともとの位置に瞬時に上がっていき、チ●コはパンツの中に戻ってしまいとっさに放尿を中断させても確実にパンツを濡らし大変なことになるだろう。男の小便器での放尿時における親指の役割は非常に重要なのであり、だから男の親指を見る度にエロって思ってしまう。(D)のようにボタンとベルトを外してから放尿するスタイルだと、なぜかパンツをズリ下ろす親指のエロさは半減する。これは、(D)はズボンの開き具合がチャックのみに比べると大きいからパンツのゴムも丸出しであり、(C)スタイルのような親指の研ぎ澄まされた長年の感覚を頼りに、チャックだけで確保した限られた空間からパンツのゴムを見つけ親指を引っかける動作が引き立たないためだと考えられる。
最後、放尿が終わったときの親指は、これまたすごい。パンツを“戻す”という言葉が使えないくらいに、親指の使われ方は雑なのである。放尿が終わったら、男は瞬時にパンツのゴムを便器側に引き親指を離す。そうすると、ゴムの力で勢いよくチ●コが収納されるのである。こうしてチャックを上げ、男の放尿は完了する。ほぼ、無意識の動作なのであり、親指の動きもたぶんほとんどの人が考えていないと思う。
繰り返しになるが、上述(A)~(D)の方法の中で、やったことがないスタイルがあればぜひトライしてほしい。まずは家のトイレでやってみて、機会があれば外の小便器でやってみてほしい。特に、パンツの穴はできるか、できないか、分かれどころなのではなかろうか。